結核とはこんな病気
結核は1950年(昭和25年)頃の日本では、死亡原因の第一位でした。現在は結核の治療法の研究が進みどんどんと患者数は減りました。しかし、現在においても結核の患者は出ており、治療を誤ると命を落とす方もいる重大な感染症です。
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結核は移る
結核は結核菌によって発病する感染症です。感染症は風邪と同じようにまわりの方に移る可能性がありますが、結核の病状によって移らない場合もあります。
結核が移る場合は、結核患者の方の咳やくしゃみで結核菌を放出する排菌によって、飛び散った菌を他の人が吸い込むことで感染します。ただ吸い込んだ方が全て結核に感染することはなく、身体に対抗力のある方は感染しません。
しかし、吸い込んだ菌が身体の中で残ると、身体の免疫機能で結核菌が包まれ核を作りますが、免疫の力で結核が発病することはありません。このように結核に感染しても発病しなければ、結菌は押さえ込まれた状態なので、他の人に移ることはありません。
結核菌に感染しも身体の機能に押さえ込まれていれば、病気として発病することはありません。発病とは結核菌に感染して菌が活動を始め、菌が増殖し身体の組織を侵して壊していくことです。発病してさらに進行すると、結核の症状である咳や痰と一緒に菌が排菌されていきます。
この場合においても排菌が行われていなければ、他の人に移ることはありません。
結核は結核菌に感染した方の5~10%の割合で発病し、また、感染してから1年以内に発病する方は60%方に、2年以内ではほとんどの方に発病が診られます。しかし、感染してから何年も経ってから発病する方もいて、いつ発病するかは実際のところはわからないようです。
さらに、結核菌に感染して発病するきっかけとなる原因は、明確なところは解明されておらず、感染から発病のメカニズムは不明です。
ただ、高齢の方や過労気味の方、何かの疾患で身体が衰弱している方、抵抗力が落ちている方などは、発病する確立が高くなります。免疫力の低下している方は発病しやすい状態なので、結核菌に感染している方は菌の活動が始まり、発病しやすくなります。


