結核と関係の深い疾患
結核は1950年(昭和25年)頃の日本では、死亡原因の第一位でした。現在は結核の治療法の研究が進みどんどんと患者数は減りました。しかし、現在においても結核の患者は出ており、治療を誤ると命を落とす方もいる重大な感染症です。
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結核とHIV/エイズの重感染
結核は身体の免疫力が低下しているときに結核菌に感染すると発病しやすく、別の疾患の治療中や病後では特に感染に注意しなければなりません。
このような免疫力の低下している状態では、特にHIV/エイズ感染者は一生において結核に感染して発病する危険性が高く、健康な方と比較して10倍もの危険性があるといわれています。
HIVはヒト免疫不全ウイルス、エイズは後天性免疫不全症候群というように免疫に対しての抵抗力がなくなることから、感染することも発病する危険性も高いと言えます。
HIV/エイズ感染者が多い地域では結核患者数も多いという報告があります。この報告はサハラ砂漠以南のアフリカ諸国で多く報告されていて、世界の70%がこの地域に集中し、HIV/エイズ感染者の約1/3が結核に感染していると言われています。
最も深刻な地域はザンビア共和国で、HIV/エイズの感染者中で結核に感染している重感染の方は、国全体に対して55%の感染率といわれ、首都ルサカ市においては重感染している確率が76%に達しています。
このWHO(世界保健機関)の調査報告はとても深刻な問題です。このような地域では現在、市が運営する医療機関で抗エイズ治療が行われています。
しかし、結核、HIV/エイズの両方に感染している患者においては、このふたつの治療においての相性や、多数の薬を適切に服用し続けなければならないことから、治療の難しさで治療とケアには慎重さが必要になります。


