いろいろな結核の種類
結核は1950年(昭和25年)頃の日本では、死亡原因の第一位でした。現在は結核の治療法の研究が進みどんどんと患者数は減りました。しかし、現在においても結核の患者は出ており、治療を誤ると命を落とす方もいる重大な感染症です。
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小児結核の進行は早い
結核には子供が発症する小児結核があります。小児結核のほとんどは始めて結核に感染する一次結核症で、感染してから短い時間で発症します。
結核患者から結核菌に感染しても、通常は免疫の力で菌は封じ込められて発病することはありませんが、小さな子供や体力の弱っている方は抵抗力がないために菌が体内で増え、病巣を作り拡大して肺の肺門部やリンパ節を腫らします。
さらに進行すれば菌はリンパ節で増殖し、血液とリンパ液で全身に回っていきます。
小児結核の症状は、感染してから発病、進行がとても早く、結核患者から感染して2〜3か月の短期間で発病します。発病するとすぐに一時的に発熱しますが、その後は病状が進まない限り咳や痰、食欲低下や発熱といった症状は出ません。
小児結核の発症例は、家族の誰かが結核に罹っていて、これに感染して発症する場合が多いです。この為に家族の方に結核に感染している方がいないか、咳や微熱が長引いている人がいないかを調べます。
家族以外では結核患者と接触したか、接触者検診を行ない結核菌感染の有無や、感染した可能性の高い場合は発症していないか、診断します。
結核に感染している疑いのある場合、問診で感染源の結核患者と接触した程度や状況、過去のツベルクリン反応結果やBCG接種を行ったかを聞き、さらに感染の疑いが残る場合は胸部X線やツベルクリン反応などの検査、さらに血液検査を行います。
小児結核の子供の場合、感染から発症前がとても短いので、感染源が判明したら一回目の検診を行い、その後2〜3か月後に2回目の検診を行います。


