結核の予防対策
結核は1950年(昭和25年)頃の日本では、死亡原因の第一位でした。現在は結核の治療法の研究が進みどんどんと患者数は減りました。しかし、現在においても結核の患者は出ており、治療を誤ると命を落とす方もいる重大な感染症です。
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医療機関での感染対策
結核患者を治療する医療機関では、医師や看護師が結核に感染しないように感染予防対策や防止策を行わなければなります。
病院などの医療機関では結核感染の予防策はどのように行われているのでしょうか。医療機関での結核菌拡散防止対策をご紹介します。
● 結核患者の入院する病棟や病室には、紫外線で結核菌を死滅させる紫外線空気殺菌器を設置して拡散を防止しています。
● 結果う病棟の病室の換気は、結核菌が室外へ出ないように陰圧換気を行っています。これは装置を使い1時間に6〜8回、室内の換気を行います。
● 結果う患者の入院する病棟へ向かうエレベーターは、一般の方が乗降するエレベーターと完全に分けて、結核病棟専用エレベーターにしています。
● 結核患者の病棟と外来を、一般の入院患者と分けています。
上記したように結核を専門にし診察している医療機関では、設備も体勢も整っていますが、一般の病院では完全に対策が行われていない施設もあります。結核という病気を理解すると、治療は専門の医療機関で行うことをオススメします。
しかし、現在、結核を専門に治療を行っている病院は少なく、ほとんどの病院で結核病棟が専用に設けられているところはありません。
そのために、結核であると診断されても、その病院で治療をすることができず、他の結核専門の病院へ移って治療を行わなければなりません。
また、結核の専門医もそれほど多くはおられません。病院の設備や体勢が整っていても、治療を行ってくれる医師がいない場合もあります。
このような医療機関の状態を考えると、大学病院など大きな病院で治療を行うことが望ましいでしょう。自宅からは遠い病院になることもあるでしょうが、結核治療には十分に設備が整った病院で、感染予防対策の整った病院で治療を行いましょう。


